今日はネイルの工程の1つプレパレーションについて書いていきます。
プレパレーション(略してプレパ)の意味は”準備、予習、心構え”。
ネイルの工程でいうと、ジェルネイルを塗る前の下準備、下処理、ケアのことを指します。
プレパレーションを意識してやっておくだけで
ネイルの持ち
爪の状態
が格段によくなります✨
また、
爪表面の状態が整うことでジェルが塗りやすく仕上がりもきれいになる
ので、
仕上がりがいつも
ラインがガタガタになってしまい
表面も凸凹、
サロンでやったネイルみたいにきれいな仕上がりにならない😥
と思っている人はプレパを意識すると、クオリティが上がるはずです♪
セルフネイルをしている人や、ネイリスト初心者さんで
自分でやったネイルがすぐにはがれてしまう。。
持ちが悪い・・😟
と思っている場合でも、プレパレーションがしっかりとできているか、
この機会に一度見直してみましょう。
ジェルネイル プレパレーションの手順*
ジェルネイルでいうプレパレーションと言われる手順をまとめると、以下の通り。
- 爪の長さ、形を整える
- プッシャーで甘皮を押し上げる
- 余分な甘皮、ささくれ等をニッパーでカット(※1.)
- スポンジファイルで爪表面をサンディング(※2.)
- ダストブラシでダスト(削りカス)を払う
- ジェルクリーナーまたはエタノールで爪表面の油分を拭き取る
※1.ただし甘皮は無理にカットすると流血の原因になるので基本サロンワークではさわりません
※2.ジェルの種類によってはサンディング不要な場合もあり
プレパレーション1つとっても、
サロンクオリティを目指そうと思うと専用の道具が必要です。
もし、
と思っている人は、
必要な道具が揃ってない場合、これを機に揃えてしまいましょう😊
*必要な道具一覧*
ネイルファイル⭐︎
プッシャー
キューティクルニッパー⭐︎
スポンジファイル⭐︎
ダストブラシ
ジェルクリーナー
エタノール
*あるといいもの*
バッファー
プレプライマー
キューティクルリムーバー
ネイルマシン/ケア用ビット
最近は100円均一でもそれなりに質のいい道具が揃うようになりましたが、
プレパレーションまでしっかりやってセルフネイルのクオリティを上げたいと思っている人は、
ネイル専用の商材が買えるショップで揃えた方がいいかもしれません。
(特に⭐︎をつけた道具)
理由はいくつかあるのですが、
プレパレーションの段階だと、
ささくれをカットしたり、爪の表面をサンディングして傷をつけたり、
割りと皮膚に近い箇所を直接さわる施術をします。
ちゃんとした道具でないと、思わぬトラブルや、仕上がりのきれいさにも影響することがあるからです。
【 *例* 】
油分な甘皮やルースキューティクルがしっかりカットできない
使用しているプッシャーが合っていないため甘皮を押し上げきれていない
ネイルファイルの目の粗さが適切ではないため不容易に自爪を傷つけてしまっている
etc.
もちろん、最初から道具にこだわりだすと費用もかさむので、最初は安価なものを使って、
使い勝手や仕上がりの様子を見て徐々に買い揃えていってもいいと思います。
ただ、ネイルファイルとかの消耗品はプロ仕様のものでも1つ数十円とかで意外に安価に売られているので、
気軽にそろえられるものもあります。
最初からこっちを使った方が断然お得☺️
ネイルサロンによってはお客様に販売している場合もあるので、
よかったら行きつけのサロンで聞いてみて下さいね♪
ジェルネイル セルフでプレパレーションをする場合*
では、セルフでプレパをする場合の手順について書いていきます。
ジェルがついている場合はジェルをオフしたところからの手順になります
まずは、ネイルファイルを使って爪の形を整えます。
このとき注意したいたのは、”バリ”の処理をしっかりとすることです。
バリは爪を削った後にでてくる”削りかす”で、
ネイルファイルで爪を削ると基本は、
粉状になって落ちていくのですが、
粉状にならずに塊になって爪の裏側にくっついている場合があります。
これがバリです。
バリが爪裏にひっついたままだとジェルを塗るときにきれいにジェルがくっついてしまい、
邪魔になったり、仕上がりにも影響してしまいます。
ネイルファイルで爪を削った後は、必ず小まめに裏側を確認して、
バリがついていたらバッファーでササっと落としてしまいましょう。
バッファーはスポンジ状なので、ネイルファイルだと入り込めない爪のカーブにフィットして、
自爪を削らずにバリを落とし、きれいに整えることができます。
自爪が整えられたら、次にプッシャーを使って甘皮を押し上げます。
甘皮の状態には個人差がありますが、
へばりついた状態だとジェルが濡れる範囲が狭くなってしまうので、
軽く押して上がるところまでは押し上げてしまってOKです。
ジェルが塗る範囲が広くなると爪が縦長に見えるので、
爪も指もきれいに見えます😃✨
甘皮がしっかりとついている場合、押し上げた甘皮が薄い皮膚のようになってキューティクル周りに余っていると、
見た目にもよくないうえ、ジェルを塗る邪魔になることもあるので、
皮膚を傷つけない程度にキューティクルニッパーでカットしてしまいましょう。
甘皮の処理ができた後の手順は、いよいよ本格的にジェルを塗る前のケアをするのですが、
この手順の方法はウォーターケアとドライケアに分かれます。
マシンを使ってやるのであればドライケアで、
マシンがない人はぬるま湯とキューティクルリムーバー、キューティクルニッパーを使って手動で、
ルースキューティクルを除去します。
ウォーターケアとドライケアについては別記事で書いてるのでこちらを参考にしてくださいね。
結論、このルールキューティクルのケアは飛ばしてしまってもいいのですが、
ルースキューティクルを除去すると、
美爪を育成する効果や
ネイルのもちもよくなる
ので、
本格的なセルフネイルを目指すのであればこの手順もできるようになるといいです😃
マシンケアはマシンを揃えたり、ビットというケア専用の道具を揃えたりしないといけないので、
ハードルは上がりますが、
ウォーターケアに比べると
手軽かつ時短で
しっかりとケアができるので、
ここまでできるようになるとほぼサロンクオリティです😊
ネイルマシンはオフにも使えて、最近はお手頃価格で買えるものもあるので興味のある人は是非!
ジェルネイルのプレパレーションにおけるサンディングとは*
ケアまで完了したら、
最後はサンディングです。
サンディングは爪の表面に軽く傷をつけてジェルを密着させやすくする手順。
※サンディングもマシンがあればしっかりと均一に処理できます✨
マシンがない場合はバッファーを使って爪の表面に軽く傷をつけていきます。
このサンディングの工程は、
使用するジェルによっては必要がないものもあるので、使うジェルの使用方法を必ず確認しましょう。
サンディングは
やりすぎて爪が薄くなってしまったり
逆に
サンディング不足でジェルが密着せず、すぐに剥がれる原因になったり
とても繊細で大事な工程です。
うまくできるようになるまでは失敗することも多いと思いますが、
繰り返しやることでコツをつかんでくださいね。
サンディングを終えたら、ネイルブラシでダスト(削りかす)をしっかり払います。
プレプライマーで爪表面の油分を除去したらプレパレーションは終わりです。
プレプライマーがない場合はエタノールで代用してもいいですが、
爪の負担を考えると専用のプレプライマーを用意した方がベター✨
プレパレーションを終えたらジェルを塗っていきましょう!
ジェルネイル初心者は1dayレッスンがおすすめ
ネイルはアートなので、仕上がりは技術によるところが大きいです。
練習や数をこなしていくと自然と上達しますし、
コツをつかむために知識をつけることも大切です😊
自分では気づかないうちに、間違ったやり方をしていることもあるので、
セルフネイルでもジェルネイルの単発レッスンを受けて、
プロのアドバイスを聞いたり、
上手な人のやり方を実際見てみると上達スピードも上がります。
もちろんYoutubeを見たりして情報収集するのもおすすめです。
うまくなるにつれて楽しめる幅も広がるうえ、
友達や家族にやってあげたり、趣味が転じて副業にすることも十分可能なので、
今回ご紹介したプレパレーションもスキルとして身につけて、
ワンランク上のセルフネイラーを目指してくださいね😊♥︎︎∗︎*゚
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